
日本の最南端にある石垣島にベンジャミン・クレームギャラリーを近日オープンします。
クレーム氏の『現代のマンダラ』 と呼ばれる抽象画のリトグラフは広く世界各地で展示されています。石垣島のギャラリーでは、マンダラ制作に進む前の、抽象的具象画の油絵を中心に展示しています。小さいスペースですが、美しい海と共に、来訪なさる皆様のかけがえのないひと時を提供できればと思っています。
ギャラリーより
画家、ベンジャミン・クレームについて
べンジャミン・クレーム(1922-2016)は講演者として、秘教哲学や秘教的概念についての著者として国際的に知られている。彼の著書の多くは数々の言語に翻訳出版されている。彼は国際月刊誌「シェア・インターナショナル」の創刊当初(1982年)からの編集長であった。
彼はスコットランドのグラスゴーに生まれ、十代の始めから絵を描きはじめ、全人生を通して画家であった。秘教の教えに対する深い造詣と長年の瞑想の実践が彼の作品の創造的基盤となっている。1959年以降、彼はヒマラヤに住む「知恵の大師」(覚者)方のお一人からインスピレーションと刺激を授かり、それは彼の人生と絵画に深い影響を与えた。
初期の作品の一つがスコットランド国立近代美術館に収蔵されている。ロスアンゼルスのベンジャミン・クレーム美術館では主に現代のマンダラが展示され、訪れる人々に強い印象を与えている。

展示絵画(原画)


リトグラフ

New World (新しい世界)
この絵は惑星の形成過程を象徴的に表したものである。新しい世界は偉大なる宇宙のフォース(エネルギー)の相互作用の結果でき上がるのである。これらのフォースに反応して、太陽は燃える火のようなガスの巨大な塊を放ち、それを軌道に入れる。これらが徐々に合体し、そして冷めて、エーテル界から下位の濃密な物質界に凝縮するのである。
三重の太陽の火、すなわち電気的な火、ソーラーファイアー(太陽火)、摩擦による火、の相互作用を通して、世界の物質界における特性が形成される。
「現代のマンダラと不朽の知恵」より引用
書籍紹介

秘教哲学や秘教的概念についての著者として国際的に知られる画家クレームが、秘教の教えに基づく 32点のマンダラ絵と、そのマンダラの意味する解説も紹介した初めての書。
彼のマンダラ絵には覚者からの多大な指導が与えられたといわれている。
A5判/160頁 定価3,080円(税込)
「芸術は、それがどんなに巧みで、いかに善いものであろうと、いかなる大義のプロパガンダ(宣伝)でもない。芸術は、それがどんなに正確であろうと、自然現象や自然の効果の模倣や描写ではない。芸術は創造であり、原因を始動させるものである。それは芸術のリアリティの知覚、その波動への彼の反応の表現である」 覚者より(本文より)
シェア・ジャパン出版
Tel:042-799-0275
アクセス
開館時間:10:00〜18:00 定休日:火曜日 ※臨時休業の場合もありますので、事前にご確認いただくことをお勧めします。
問合せ: 090-4543-2929
〒907-0004
沖縄県石垣市登野城249
1F hairsalon HEADBANG 併設
(青いビル)
ギャラリーは店舗の奥にあります。